Maki Textile Studio
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雨期のデリーより
photo:針場のマスタジ

ナマステ〜〜〜〜
もうひとりのインド娘、jun(図師)です。

毎日雨が降り続くデリー。
去年の夏は日照りが続き、
雨がやってくると皆が浮き足たつほどの歓迎ぶりでしたが・・
今回はそのようなこともなく、皆、雨にはうんざりしている様子。

それというのも、家族が体調を壊したり、
道路は雨の度に洪水して渋滞したり、
停電があったり・・・で。
その反応にも納得せざるおえません。

私の通う針場のテーラーの長であるマスタジは、バイク通勤。
(インドでは『ジ』を最後につけることは尊敬を表す意味になり、
この場合『マスター』に『ジ』が付いて『マスタジ』とよんでいます。)
この朝も急に土砂降りになり、雨に打たれてずぶぬれで出勤しました。
フルフェイスのヘルメットは、雨になると前が見えなくなって大変だったよ、
と挨拶ついでに言葉をかわしました。

次にあったとき、彼の服装は変わっていました。
ジーンズとシャツのコーディネートより、綿の生成りの上下に。
それは私たちがパターンや縫製をチェックする時に使う、トワルでした。
胸にはスタイルナンバーが。

『あーーマスタジーそれ、サンプルじゃない?!!』
という私に、はにかむマスタジ。
女性用の服は、インド人の小さな骨格にはピッタリでした。
丸く突き出たお腹以外は。

そして、そんな姿ではにかむ姿が普段、テーラー達に威張って指示を出している
彼とのギャップでとっても滑稽で。
なんだか怒れないは、なんて言ったらいいんだか。
『なはははは・・』
という感じで、湿度のあるワークショップに、少し湿度をもった笑いが響きました。

雨期のデリーでも笑顔の日々が続いております。

jun