Maki Textile Studio
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しあわせの黄色い布
by 真木千秋



西表の石垣昭子さんから小包が届いた。
中から目がさめるような黄色い布がでてきた。
この布は麻とゆうなの繊維で織られて、
くちなしの実で染め、西表で海ざらしされて、
そしてはるばる五日市までやってきた。
ゆうなは奄美大島で糸にされたものだという。
厄よけの力があると昔から言い伝えられているそう。

しかし、この黄色ほんとうにすごい.....。
40年近いくちなしの実で染めたとのこと、
無媒染だという。もし色がさめたり変化してきたら、
また染めますよ。というコメントがついていた。
無媒染か〜〜。さすが昭子さん。
たいていは植物染料で染め、媒染で色出しと色止めをするものだ。
そうすることで色が定着する。
でも媒染で待っていた色が出るときもあれば、
媒染してしまったら色がかわってしまって、がっかりすることもある。
きっとこの黄色が絶対的だったから、
そのままにすることにしたのだと思う。
この布を店の西側の窓にかけてみた。

幸運をよぶ黄色い布.......

真木千秋