Maki Textile Studio
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春繭終了
                    by 真木千秋
今日春繭の座繰りが終わりました。
先週6月18日に竹の家に届き今日までですべて終了。
毎日水もしたたる?ようなすばらしい湿気にめぐまれました。
座繰りにはもってこいの気候です。

今年は3キロほど春繭の塩蔵も試みました。
おつけもののようですが、春の繭を塩づけすることで
たくさんの繭が一度にできあがったとしても
春繭の新鮮さを失わずにある程度はおいておくことができ、
風合いも良くなるという、古来中国での秘法とのこと。
できあがって比べてみると、塩づけするほうが少ししなやかな
感じがします。
染めてみてどう違うか楽しみです。



私たちの糸は太めです。
虫が繭をつくるときに首を振動させながら糸をはきだします。
その一本一本、やっと目にみえるようなゆらぎを太く束ね、
できるだけゆっくり巻き取っていくことで
本来のゆらぎが残る糸をつくりたいからです。

このあとは藍の生葉染めや、ことしは知人が紅花を育ててくれているので、
この真っ白い糸を、透き通るような紅でピンク色に染めたいです。

あ〜、楽しみです。

今年もお蚕さん本当にありがとうございました。
糸は最後の最後まで使います。
そして長く長く使える織物にしたいと思います。