Maki Textile Studio
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味噌づくり (真木千秋)
今日は久しぶりにスタジオに行きました。
以前から予定していた味噌づくりの日です。
今年に入って72日間もインドに滞在してきたため、日程も一度変更しました。
それで今日は小雨決行!です。


味噌づくりは自己流でやってきましたが、今日は坂本さんに手ほどきを受けました。
あきる野に嫁入り以来三十年以上も薪で大豆を炊いて味噌づくりをしている人です。
私の母や、スタッフともども、楽しい一日でした。


と、言っても、私は今日は見ているだけ。
それでも、大豆の良い香りに、すっかり一緒に味噌づくりをしている気分になりました。


昨日から準備していた大豆を、染め場の大鍋で炊き、
炊いた大豆をつぶし、麹と塩を混ぜ、丸い玉にして、
それぞれの瓶に投げ込んで、できあがり。


すべての作業にコツがあります。
これは植物染料で染める時と同じで、自分で経験して工夫していくもののようです。

坂本さんによると、二年前にここ竹林で一緒に作った味噌でイベント用にけんちん汁を作ってみたところ、驚くほど美味しかったということです。自分の家のより美味しい、なんて言葉も。
それはここが築二百年ほどの古い家で、味噌を寝かす場所が寒くて良いにちがいない、これは環境ですね、と。

本当に古い農家はよくできています。
外で薪の火を焚き、縁側から豆を運んで、そのまま家に上がり、お掃除も縁側から掃き出せばいいので、とても簡単。
味噌づくりなどの作業が、とてもやりやすいのです。
戸口や母屋廊下にはムロがあって、できた味噌はそのムロで寝かします。
これで少し安心して春を迎えられます。