Maki Textile Studio
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ストールのやわらか仕上げ
 8月に入った竹林ショップ。
涼しげな服やストールに加え、
いつもと違うお買い得品や楽しい掘り出しものが並んでいます。
初日、2日目と沢山の方にお越しいただきましたが、
昨日、今日は少し落ち着き、ゆっくりお選び頂けるようになりました。
お店に並ぶものも、少しずつ追加して皆様に見て頂けるようにしております。
週末、是非遊びにいらして下さい。

さて、先日ストールをお買い求め頂いた方から、
ストールにはりがあって、なかなか普段には使いこなせない、
ずっとタンスにしまってあるのよ…。
となんとも残念なお言葉を頂きました。

真木のストールに一番多く使う素材がシルクなのですが、
これにはもともと、
シルクの繊維のまわりにセリシンというタンパク質がついていて、これによって
糸に張りがあります。
皆様に馴染みのあるシルクはこれを灰汁や薬品で練ってやわらかくしていますが、
私たちは、この自然なままのはり感が好きで、あえて練らずに、
使い込む事で、徐々に徐々にからだになじんで来ることを楽しんでいます。

でも、やっぱりはじめから柔らかいのが良いとおっしゃる方に、
今回はお手持ちのストールを柔らかくする方法をご紹介いたします。

1,ストールを4分の1にたたみます。

2,端からくるくるっと巻いて下さい。

3,あとは手と手の間にはさんで、手をすりあわせるように揉みます。
 揉む位置を少しかえながら全体をもんで下さい。
※折り返した織り目のところは絶対に揉まないで下さい。
   糸が折れてしまって戻らなくなることがあります。
 たたみ方をかえながら揉むといいです。
 フリンジも揉むと絡まったりするので揉まないで下さい。

ご自宅で、くつろぎながら気長に揉んで頂くと
ものにもよりますが、20分ぐらいでかなり柔らかくなります。
お好きな柔らかさになるまでもまれると良いと思います。


お店に並ぶまでにも、1枚1枚丁寧に手で揉むという同じ仕上げをしています。
特にはりの強い糸を使っているものは、
このように「きぬた打ち」といって、きぬたでたたいて柔らかくしてから
お出ししております。
こうすることによって光沢も出てきます。

私は、はりのあるうちは透明感があってキレイなので、羽織る事を楽しみますし、
5年10年と使って本当に柔らかくなったものは
冬、首にくるくるっと2重に巻いて肌触りも楽しみます。
ストールごとに使い方を変えて本当に長い間持ち続けています。
母から譲り受けた12年ものも宝ものです。

ご自分で柔らかくされるのが難しい方、御連絡下さい。
お時間を頂く事もあるかもしれませんが、こちらで柔らかくすることも出来ます。

皆様に気に入っていただけたストールを、普段から使って頂いて、
長くお楽しみいただけたら本当に嬉しいです。

酒井