gangaの手紡ぎヒマラヤウール(その1・かけ布)
2015.12.27 Sunday
2015年もあとわずかですね。
今年は未年でしたが、みなさま羊には何かご縁がありましたか?
もしまだの方がいらっしゃいましたら、未年の最後にgangaのウールのお話です。
白い羊の毛と黒い羊の毛をカーディングして混紡し、グレーの糸も作ります。

染師ディネッシュと黒羊
ganga工房が始まってからずっと使われている手紡ぎヒマラヤウール。
このウールはガンジス川の上流の渓谷の村からやってきます。
毛刈りをする織師のマンガルジ
9ヶ月間の遊牧の後、ウールを刈り採ります。
手には大きなハサミ、素晴らしい手つきで刈り取っていきます。
柔らかい毛をひとつひとつ確かな目で選ぶバギラティ。
こうした作業がヒマラヤウールの魅力につながります。
その後4ヶ月から半年かかって村で手紡ぎされganga工房に届けられ、
熟練の織師によって織り上がります。

今年の新柄はまるや、さんかくの模様が織り込まれた布。
織りあがった布の特徴は力強く、弾性に富んだ手紡ぎの糸ならではの空気感。
暖かさに包まれるようなかけ布です。
かけ布 long まる(写真上)
色 グレーチャコール ミディアムグレー ライトグレー
素材 手紡ぎヒマラヤウール、メリノウール
価格 ¥22,000
かけ布 long おりかえし織り(写真下)
色 チャコール ライトグレー
素材 手紡ぎヒマラヤウール、メリノウール
価格 ¥20,000
ご自宅でお手入れすることが出来ます。
糸からganga工房のスタッフや村人が作り、約一年かけて製品になりました
年明けの端切れ市にてお店に並びます。
壮大な物語をぜひgangaの手紡ぎヒマラヤウールで感じてみてください。
真木テキスタイルスタジオ 山口