Maki Textile Studio
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あい

きょうあいでサリーをそめました。
でもあいがおわっちゃったから、あまりこくそめられませんでした。
きょうたてて、ひとばんおきます。
それであしたもういっかいそめます。

ラケッシュ

(インド・タミルナドゥ州の藍を使って、裂き織り用のサリーを染めているところ ― 真木千秋) 
秋深まる

インド娘帰国してます。 
こんにちは、お元気ですか?久々のご挨拶です。 行きつ戻りつも少しずつ秋へ移ろうようですね。昨日は夏のようでしたが、今日はぐっと秋の深まりを肌で感じます。夕暮れの帰り道は巻きものが恋しいこの季節、それが心躍るようなお気に入りの一枚であったら足取りも軽くなるよう 秋冬のこっくりした色のストールもインドより少しずつ届いています。少しでも早く皆さんのお手元にとっていただけるように、最後の仕上げを励みます。

丸山佳代
オークタッサーのマフラー
あめがあがってあおぞらがみえました。
オークタッサーをおりこんだミニマフラー、
いまできあがりました。


ラケッシュより











ganga便り
こんにちは。
デラドンからです。
ganga工房で、織りをすすめているうちに
少しずつたて糸やよこ糸の残りがたまってきました。
この残りの糸での
1㎝くらいの細い幅の紐、少しおりあがりました。




そしてもっと短い糸が出ます。
羊の放羊の話しや、手で糸が紡がれるのでとても捨てられず…。
一昨日の夜話しをしながら、ふっとアイディアがわきました。
つなげてみようと。

そして学生のころ旅をしたガテマラのある村でみつけた
小さな布を思い出しました。
その村では手紡ぎの茶綿などを絣にして布を織っていました。
大きな布はとても手が出せず、小さいおべんとうを箱つつみに出来そうなその布は、
絣が少しずれていて、触るとぽつぽつとした手触りがとても良く、
私にも買える価格でした。

後から聞いてみたら、絣をくくる糸も同じ手紡ぎの木綿を使うので、
くくって藍に染めて、ほどいたその糸をまたつなぎなおして織ったものが、
私がみつけた布だったのです。
大切な一枚の布となりずっと使っています。

大切な手紡ぎの糸を最後の最後まで使って生かしたい。
という気持ちは同じです。
どんなものが出来るか?自分でも楽しみです。

真木千秋


Makiの秋 その2
 すっかりと秋になりました。
急な気温差に竹の家のスタッフも靴下を履き、寒さ対策始まりました...。

竹林shopも秋モードに入っています。
今日は秋冬のワンピースとショートコートなどをご紹介いたします。


七分袖のワンピース。





ウエスト切り替え部分にポケットが付いて、ポイントになっています。
身につけるストールによって、印象も変わります。

寒くなると、Tシャツや薄いセーターを着ても温かいと思います。
ロングブーツと合わせるとかっこいいです。



艸(くさ)生地で作ったショートコート



襟が二重になっているので首もとがふっくらと...。
とても軽く温かい生地です。
ぜひ身に付けて感じてみてください。


襟を中に折りこんで着た感じはこうなります。





艸(くさ)生地の色目です。


上から、赤茶色・ネイビーブルー・薄グレー
糸使いで生地に凹凸が出ます、黄繭やタッサーシルクの輝きがあり
顔の写りも綺麗なのです。

スタイルは、ショートコートの他に、ショートジャケット・ベストタートルなど。

艸(生地)に合わせて、ウールとタッサーシルクナーシで織った無地生地で作った
パンツやスカートもご用意しております。

大村恭子

ganga 便り/真木千秋
昨日の雨上がり。ganga工房からのながめです。
空が高く、秋の気配です。
まわりの田んぼは黄金色に色づきはじめています。
ganga工房では機(はた)音、糸を巻く音、
虫の声.....。そして笑い声、かけ声、鼻歌など。
忙しい中なんだか楽しい空気が流れています。
昨日までに穴織りの布シリーズ2種類できあがりました。
今も追い込みで織っています。





機の上で穴をあけて......。



腕を通す穴を織出し縮絨中です。


こんな風合い。ふわりと羽織るベストになります。


こちらはひとつ穴のショール。




普通にまきつける。


藍こんなに大きく成長
南インドから持ち帰ったインド藍の種。
ganga工房の庭に蒔いて、一ヶ月でこんなに育ちました。


一昨日、飛行機でデリーからデラドンへ。
工房に着いたらナニ(ラケッシュの祖母)が、山の村から来ていました。
藍畑に入ろうとしていたので、私も一緒に参加。
苗の移植です。


ナニは畑に入る時、いつも裸足。
私も真似してみたら、すごくいい気持ちでした。

Maki の秋
 少し涼しい朝夕になりましたね。
それでも今日もまだタンクトップ姿で過ごしていますが...
そろそろ秋のストールや衣を紹介できる季節になりました。

今年の秋のはじまりです。
まずは、ストールとジャケットsoftをご紹介いたします。




●ストール シャディ purple

綺麗なタッサーシルクギッチャー糸で織柄がでている一枚。
透けているところがとてもやさしく、体にそっと馴染みやすい秋の初めからの
一枚です。

素材:黄繭・手紡タッサーシルクギッチャー・ウール
price ¥37,800



●ジャケット Soft

素材の力そのままのタッサーシルク・カティア糸だけで織った布でジャケットを作りました。
今年の一押しです。他に、ロングベスト・パンツ・短めのコートなども作っております。
 
素材 タッサーカティア 100%
price  ¥50,400



●ジャケット Soft

タッサーカティア生地と同じデザイン。
麻を経糸に、タッサーナーシの細い糸を緯糸に、とてもしなやかな服生地になりました。
秋から春先まで活躍のジャケットになると思います。

素材 麻×タッサーナーシ
price  ¥39,900

このほか、ワンピースや今秋の艸生地で作るジャケットなども随時ご紹介いたします!

大村恭子
名手シャザッド
 昨日ご紹介した新作ストールを織っている織師シャザッド。
工房きっての名手です。



新しいストール/真木千秋
デリーのモンスーン、今年は本当によく雨が降ります。 
からっと晴れる日はなく、だいたい曇り空。 
ときどき急に冷たい風が吹いたかと思うと大粒の雨。 
そんな中、今日新しいストールできあがりました。 
色合いが少しインドチックでしょうか? 
先日のニルーの息子の結婚式の雰囲気を思い出しつつ、 
新しい赤(植物染料です)と、さし色を緑でつくってみました。

   



 経糸整経機の上で(緑色はフクギと藍の生葉で染めたもの)
 



経糸職人のパシウジャマ。一緒に年を重ねています。

   



生機のままで(耳はムガシルク)

   


水をくぐらせて.....。いかがでしょう?こんな色あい。
糸の都合で少ない枚数しかつくれませんでした。

   

 真木千秋より