こんにちは。
デラドンからです。
ganga工房で、織りをすすめているうちに
少しずつたて糸やよこ糸の残りがたまってきました。
この残りの糸での
1㎝くらいの細い幅の紐、少しおりあがりました。
そしてもっと短い糸が出ます。
羊の放羊の話しや、手で糸が紡がれるのでとても捨てられず…。
一昨日の夜話しをしながら、ふっとアイディアがわきました。
つなげてみようと。
そして学生のころ旅をしたガテマラのある村でみつけた
小さな布を思い出しました。
その村では手紡ぎの茶綿などを絣にして布を織っていました。
大きな布はとても手が出せず、小さいおべんとうを箱つつみに出来そうなその布は、
絣が少しずれていて、触るとぽつぽつとした手触りがとても良く、
私にも買える価格でした。
後から聞いてみたら、絣をくくる糸も同じ手紡ぎの木綿を使うので、
くくって藍に染めて、ほどいたその糸をまたつなぎなおして織ったものが、
私がみつけた布だったのです。
大切な一枚の布となりずっと使っています。
大切な手紡ぎの糸を最後の最後まで使って生かしたい。
という気持ちは同じです。
どんなものが出来るか?自分でも楽しみです。
真木千秋