Maki Textile Studio
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日本でも手仕事
8月最後の日。
いくらか涼しくなってきた竹の家でもインドにつづいて手仕事に励んでいます。
今期、初めてお目見えするガンガの服。
それに付けるひもを手で作っています。

ヒマラヤの羊さんの毛をガンガ工房で糸に紡いだもの。
それを一定の長さに整え、手で縮絨していきます。


10本から20本の糸を束ねて、洗剤入りの湯にくぐらせ手ですりあわせます。
手紡ぎ糸は均一でないので、糸をたしてみたり、減らしてみたり。
1本づつ様子をみながらの作業です。
手で縮絨したあとは、足にひっかけながらテンションをかけ、均一にしていきます。


出来上がった紐は
細いウールの糸だったのがうそのように違う表情に変化します。

この紐が今期のガンガの服につかわれるのです。
服と合わさった時がとても楽しみで
今日も1本1本手でこつこつと作っています

酒井




新作 マルダギッチャーストール
先日まで肌寒いくらいだった五日市にも今日は残暑が戻ってきましたが、
暦の上ではもう秋。
今日はインドの機場より届いた秋の初めにぴったりの
新作ストールをご紹介します。



黄繭をたて糸に、タッサーギッチャーでボーダー柄を織り出しています。
黄繭の糸はとても細くてしなやかなので、薄手でハリ感が少なく
羽織ると体にそうやわらかさがあります。

茜で染めた赤系と、色ちがいの茶系
どちらもこっくりとした秋色の一枚です。


マルダギッチャーストール(R) 
素材:黄繭×タッサーギッチャー×タッサーシルク×家蚕
price ¥37,800


すこし風の涼しくなった竹林shopで、ぜひお手にとってみてください。


三木
インドの針場より
インドに来て10日が経ちます。
こちらでの仕事も中盤へとさしかかりました。
来春へ向けて、新作服の試作をする横で、
日本行きを間近に控えた秋服が次々に仕上がってきます。

いきおいよくミシンを踏むテーラー達の音。
外から聞こえるインドミュージック。
そんな中で、働きものの手が静かに動いていました。

マヤの手です。
真木テキスタイルスタジオの服の手縫いはほぼ全て、マヤの手ひとつで縫われています。
gundy(グンディー/布だけでできたクルミボタン)もそのひとつひとつがマヤの手仕事です。

 
gundyは、布を丸めて、糸で何カ所かさしながら、かたく、丸く、形作ります。
グンディの形が整うと、そのまま服へと縫い付けられます。


マヤの手の仕事は、服のあちこちにみられます。
マヤの手が最後に加わり、服が出来上がります。

針場に毎日来ても、インドへ何度来ても、
魔法のように動くマヤの手の動きに、思わず立ち止まり、目をうばわれててしまいます。
手仕事のまだ残るインド。
毎日、服を作っています。

図師
gangaの仕上げ
今日はこの夏一番の暑さとか。

ここ竹の家もいよいよ真夏の暑さになりました。
そんな中、ganga工房からはこの秋冬のアイテムが続々と届きはじめて、
こつこつとウールものの仕上げに励んでいる毎日です。

今日は腰巻の仕上げ。
ウールは少し厚みがあるので、端の始末をなるべくスッキリ仕上げたい。
そこで、切りっぱなしで仕上げる事にしました。
切りっぱなしで、糸がほどけてきては困る。。。
細い紡績の糸をつめて打ち込むか。。。
洗剤をつけてこするか。。。
端ミシンをかけるか。。。と
いろいろ試してみましたが、最終的に一枚一枚(一糸一糸と言った方が正解ですね)
手でもんで端の糸をからませ仕上げる事に。


とても根気のいる仕上げですが、
仕上がりは今まで試したどれよりもかわいい。

出来上がりの表情を見てしまうと、やっぱりこれだ。。。
と今日も端の始末に没頭するのでした。
はじっこの話ですが、そんなところも見て頂けたら嬉しいです。

下が仕上げ前
上が霧ふきして、アイロンで熱をかけ一糸一糸手で揉んだ後


gangaの新作、5周年記念の竹林ショップで10月始めにご紹介いたします。
詳しいアイテムや情報はまたブログでご紹介させて下さい。

酒井




真夏の布
お盆に入り、少し静かな竹の家です。
外は蝉の大合唱ですが...。

湿気と暑さの中ですが、今日は目にも涼しい夏の布をご紹介します。
西表島の紅露工房より届いた布です。


鮮やかな黄色を福木で染めた間仕切り。
緯が空羽織りなので、透け感がより感じられます。(棒を通す輪っかが縫製してあります)

美しい緑色、肌触りもやわらかいストール。
巾も狭く、真夏にも秋冬には首にくるりと巻ける1枚!

price 
福木間仕切り ¥20,000
緑ストール  ¥16,000



そして西表島の海のようなスクリーン。
眺めているだけで心がスーっとしてきます。

price ¥30,000


ひとときの夏休み、東京郊外の武蔵五日市へもぜひお出かけください。


★8月も通常通りの営業です。
水-日  11:00-18:00
月・火 休み


大村
8月のお買い得 商品紹介vol.3
8月の竹林、1週目が終わりました。
夏の小旅行を兼ねて遠方からお越しくださる方や
ご家族で来てくださる方も多く、にぎやかな1週間となりました。

店内でお気に入りの一枚をゆっくりと選んでいただいたあと
ウッドデッキに並ぶ 糸や道具などの掘り出し物、古本、
ときには無農薬で育てたお野菜などを手にとっていただき
いつもの竹林とはまたちがった楽しい時間が流れているように思います。

今日は新しくお買い得品に加わった商品をご紹介します。



ストール 風華格子 silk 100%
price 42,000→29,400

ワンピース タック tussarsilk 100%
price 47,250→33,070

タッサーシルクのタックワンピースは、ふわりと風をはらむシルエットで
肌触りもよく、今の季節にとても涼しくお召しいただけます。
光沢感があるので、華やかなストールと合わせれば
パーティーなどにもおすすめです。




●ストール おりかえし織(R)silk 100%
price 33,600→29,400

●ジャケット Soft silk 50% linen 50%
price 39,900→23,940

●パンツタイトL silk50% cotton 50%
price 36,750→17,850

シルクと麻で織ったジャケットは、春から秋まで活躍しそうな1枚。
夏の日差しよけ、冷房よけにも最適です。


ここ五日市もさすがに暑さが厳しくなってきましたが
秋川の音が耳には涼しく、夕方には山の方からいい風が吹いてきます。
ぜひ、お気に入りの一点を見つけに夏の五日市にお出かけください。

三木

8月の竹林 始まりました
大雨が降ったり、晴れたり...と忙しいお天気の一日でした。
そんな中、初日よりたくさんのお客様にお越しいただきまして
ありがとうございます。

2日目を終えて...
掘り出し物の人気がスタッフの想像を超えてありまして、
いろいろとあったものがほとんどなくなり、少しの本が並んでおります。
わいわいと楽しんで選んでいただいき嬉しく思います。

でも!これから来てくださる方、初日にはなかった物もご紹介しておりますので
ご安心ください。

今日からエリ蚕糸が登場です。

今春のganga展でエリ蚕糸で織った穴あきストールやマフラーなど
HPやblogでご紹介させていただきました。http://takenoie.jugem.jp/?eid=210
その糸を1カセづつ販売しております。

今日は早速、編み物をするとお求めいただいたお客様や織物に、なんとなくふくふくして
かわいい、といろんな用途で楽しめそうな糸です。




 

1カセ 各グラムで価格が異なります。¥300/1カセ〜


8月展、何が出てくるのか...blogをときどき覗いてみてください!

大村





8月のお買い得 商品紹介vol.2
湿気の多い真夏にはシルクが最適です。
汗をかいても乾きが早く、さらりとしています。

今回のお買い得の中にもタッサーシルクやマルベリーシルク生地の
タンクトップなどがあります。
秋には薄めのニットを重ね着してベストとしても... 。

夏でもストールは冷房よけや太陽よけに一枚必需品です。
織りキズ、小さなシミなどストールも数点お買い得になっております。

1点しか無いものなど...ぜひ竹の家に探しにいらしてください。

ストール 太綾ストライプ(Og)silk 100%
price 37,800→29,400

タックトップ プレーン(L)tussarsilk 100%
price 17,850→11,550

スカート 後ろスリット (キルティング)
表/silk 100% 裏/cotton 100% 
price 46,200→23,100

薄手のタッサーナーシシルクとコットンのガーゼを重ね、キルティングにしています。
真夏にも涼しくお召しいただけます。

ストール おりかえし織(R) silk 100%
price 33,600→29,400

タンクトップ プレーン silk 100%
price 19,950→10,500


8月の竹林、明後日の水曜からオープンです。