Maki Textile Studio
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あらためてmaki布
いよいよ大晦日ですね。
今日は少し暖かな日和です。
12月中はとっても寒く、竹の家では布を巻き巻きお仕事していました。

1年中makiの布を愛用している私は
布なしの生活は想像つきません。
きづくと首や腰に布を巻き、必要に応じて外し、また巻く。
無意識に調整しているのことに気がつきます。
そういうことができるのが、一枚の布。

普通の暮らしの中から日々生まれるmaki布。

千秋さんの手から生まれるそういう布は、
自然にとても近いというか、感じるからかなと思うのです。
感じたものをカタチにしている姿は、
本当にうれしく楽しく見えます。
改めて、そういう布に私達はすっぽりと包まれているのだと思います。

今年もこのblogを覗いていただき本当にありがとうございました。
来年も心包まれる布に出会える機会の場となることを祈りつつ....
皆様も良いお年をお迎えください。


この冬maki pashminaデビューしました。
家でも巻いています!


大村恭子

ちくちくのコースター
ganga工房から便りが届きました。

「小さなちくちくコースター作っています。」
size   12×12cm
price  1,260yen

新年明けてすぐのハギレ市でお披露目します。
色やデザインは一点一点違います。
「自分だけの一枚」を見つけて頂けたらと思います。


ハギレ市 1月7日(土)〜1月12日(木)まで。

図師
今日は大掃除!
 

今日は冬至。
竹の家は大掃除でした。
といっても広い竹の家、なかなか終わりません。
年越ししないようにあと一息がんばります。

写真は竹の家のゆず、今年も豊作です。
高いところに実っているものをぱるばさんに採ってもらいました。
綺麗です。
柚風呂、柚ジャム、薬味に...。
今日はお風呂で温まります。

★来年のはぎれ市のお知らせです。
2012.1.7(土)〜12(木)
母屋1階ではミニ反物市も開催。

一年を通してたまったハギレ。
服の一部やストールのサンプル、長い間大切に取っておいたお宝生地など
盛りだくさんに御用しております。
福袋もこれから着られる服やストールを。
●詳細はHPをご覧ください。

寒い季節ですが、shopを暖かくしてお待ちしております。
暖かいお茶もご用意しております。

大村



gangaのラック染め
インド東北部で採れる天然染料、ラック。
樹と貝殻虫の作り出す臙脂系の色が魅力です。
そのラックで、エリシルク、ヒマラヤウールの手紡ぎ糸を染めました。

エリシルクは、ナチュラル色のヒマラヤウール(グレー)と合わせ、ケープベスト。
ヒマラヤウールは、同じ素材のナチュラル色(グレーと白)と合わせ、腰巻になりました。

二つ穴ケープベスト

size    65×120cm
price   24,150(税込)

赤ちゃんのデリケートな肌にもやさしいエリシルク。
その糸を入れることで、織りがしなやかに軽くなります。
二色の組み合わせがとても楽しく、カジュアルな着こなしになりそうです。


腰巻
size   55×120(short)/ 70×120(long)
price  22,050(short)
         24,150(long)

端(みみ)と紐にラック染めの糸を織りこみ、腰巻に。

ナチュラルカラーのグレーや白にラックのパープルピンクが映えています。
腰に巻く以外にもケープのように使って頂くこともできます。


詳細につきましては、真木テキスタイルスタジオへお問い合わせください。
真木テキスタイルスタジオ
042-595-1534(11:00-18:00)
茜のマフラー
今朝はこの冬一番の寒さ。
ここ五日市も氷点下3℃を記録し、氷も張りました。

一昨日、ganga工房より航空小包が届きました。
その中に入っていた一枚が、これ。
茜で染めたウールで織ったマフラーです。


二ヶ月ほど前、ここ竹林工房でインド茜を使ってウールを染める実験をしました
なかなか良く染まったので、さっそくインドの工房で染めて、織ってみることに。
本場だからインド茜はいくらでも手に入ります。

ヒモ付きのマフラー。
ヒモやボーダーは天然色です。
暖かそうな色合いはクリスマスにピッタリ。
今年の冬は六枚織りました。
そのほか、もう少し薄目の色で六枚。
ウール100%。
25cm×180cm
¥16,800
2012年の草暦

冷たい雨の降りしきる竹の家より
今日は新しい年がたのしみになるアイテムをご紹介します。


毎年スタッフもたのしみにしている「草暦(くさこよみ)」
2012年版が届きました。


当スタジオのキュレーターもつとめてくださっている石田紀佳さんと
草文化研究をされている矢谷左知子さん
お二人で作られている草暦は
二十四節気や七十二候のことば、関東中南部の海山の風物、
月の満ち欠けなどを記した一年の暦です。

楮とマニラ麻の草紙に
手書きの文字と絵がとてもやさしい風合いで、
眺めているだけでもゆったりと自然を感じるような心持ちがします。




サイズ 96mm x 210mm

包み紙の熨斗はなんと「ワカメ」。かわいいです。


○ 折り本仕様


price ¥1,200


○吊り下げ仕様


price ¥1,000

初夏にとった野生の苧麻が綴じ紐になっています。


毎年たのしみにされている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
竹林shopに並んでいますので、ぜひお手にとってみてください。


三木

ストールの風合い
少し寒さが和らぎましたね。
今日はあまりストーブが必要ない竹の家でした。

寒くなってくるとシルクのやわらかくなったストールが首から離せません。
首にやさしく、軽く、なんともいえない肌触りになったシルクのストールは
冬に最適です....

しゃりしゃりっとしたストールがやわらかくなる風合いの変化を
スタッフが数年使い込んだものとご一緒にご紹介したいと思います。

こちらは、「デュピオン綾ストール」
玉繭をふんだんに使った、makiの中で一番シャリッと、きりっとしたした一枚です。

最初の風合い
 




その後の風合い
 

はじめは、ぱりっとした糸を生かしてふんわりと肩を覆うように巻くととても素敵です。
胸元で結んで、まとめてると使いやすいです。
やわらかくなったストールは、つややかに輝き、しなやかな一枚に。
大判サイズですが、首にくるくると巻けます。




そして、「真夏ストール」
その名の通り、暑い真夏に涼しく..ということで西表島の苧麻を入れ込み、
肌に涼しい肌触りのストールです。
本当に透き通った目に涼しいストール。



色目は違いますが、同じ素材のストールが、

  

これからの寒い季節に本当に暖かいのです!

みなさんも持っていただいているストールをどんどんお使いになって、
ご自分の素敵な一枚に育てていただきたいと思います。

洗い方、保存方法なども今後ご紹介していきたいと思っております。

大村恭子