Maki Textile Studio
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silkの服と布 「ちくちくの春」展より
 ほんわかあたたかな日差しの午前中から雨にうつりかわり、今は夕焼け空の
竹の家です。

シルク素材の布や衣が素肌により気持ちよく感じられる季節です。
ちくちくの春でご紹介するsilkの布のご紹介です。


●モトゥカシルクのタンクトップ
着始めは、ぱりぱりっとした独特なシルクの風合い、
そして最後には肌に限りなく近くなる感じの素材。
直接肌に身に付けていただくのが一番気持ち良いです。


タンクトップ モトゥカシルク100%
price ¥9,450


そして、3/22の糸糸雑記帳でもご紹介した「エリ蚕チャダル(掛け布)」


近くで見ると、エリ蚕の素材感がよく感じられます。
ぶつぶつした紡ぎ、ふっくらとした糸。
経緯エリ蚕の布をベットファブリックに!なんて素敵な夜でしょう。
せめて、上掛けにしてみたいです。

サイズは120cm×220cmありますので、折りたたんで腰に巻いても
春のコート替わりにもなりそうな一枚です。
price¥16,800〜19,950

ぜひ身に纏ってみてください。

「ちくちくの春」展
2012年4月6日(金)〜12日(木)
会期中無休  11時〜18時

大村


ganga新作ストール エリシルクmix織り

今日は、ちくちく紹介は一回お休み。
gangaの春の新作ストールをご紹介します。

この春 ganga工房では、シルクだけのストールを織り始めました。


エリシルクmix織り

素材:エリシルク×タッサーナシ×タッサーギッチャー×
タッサーカティア×モトゥカシルク
size 28cm × 160cm
price ¥16,800(tax in)

ラックダイでやさしいグレーに染めた
やわらかく肌触りのいいエリシルクをたていとに
タッサーシルクの繭から紡いだ様々な糸で縞柄を織り出しました。
よこいとはすべて染めていない糸の色。
それぞれの糸の質感のおもしろさを感じられます。


見た目にはあたたかみのある質感でありながら
肌に張り付く感じがなく、さらりとまとうことができるのは
ゆっくりと手紡ぎしたシルクならでは。
サイズも小振りで扱いやすく
あたたかくなっていくこれからの時期のお出かけにぴったりの一枚です。


ちくちくの春展では、もちろんちくちくだけでなく
gangaとmakiの新作もたっぷりとご紹介いたします。
春の竹林shopでぜひご覧ください。




三木

手紡ぎkhadiの服 「ちくちくの春展」より
今日の「ちくちく」アイテムのご紹介は、タンクトップと袋スカートです。


手紡ぎ手織り綿(khadi)のさらりとした風合いが肌にやさしく、一枚で春から真夏まで、
重ね着で秋まで長く着ていただけます。


色目もさわやかに揃っています。
タンクトップはベストとしても。


袋スカートは、シンプルな筒型。
腰に通した紐を絞るとふっくらギャザースカート(写真上)に、
布をたたんで紐で結ぶとサロン風に。
裾には別色のkhadiを二重に合わせて、ちくちくしました。



ganga工房のゆったりとした流れの中で、作りはじめた服や小物を
今回のちくちく展でご紹介します。
改めて、手仕事でできることの可能性や大切さを感じています。
竹林shopで、ぜひゆっくりと手にとって見ていただきたいと
思っております。



大村







極薄綿ハンカチーフ ー 「ちくちくの春展」より
 先日ご紹介しましたエプロンに続いて
「ちくちく」アイテムをご紹介いたします。



極薄綿ハンカチーフ
¥1,260(税込価格)


極薄カディ綿の布で、二重仕立てのハンカチをつくりました。

ふくろ状に縫製して最後に手閉じする部分をカラフルなちくちくステッチにしています。
四隅にも小さなちくちくを施して洗ったときに使いやすいように考えました。
空気とともに紡がれた手紡ぎ手織りの布、洗うとふんわりした風合いになり
生地が手になじみます。

会期までに、ちくちくたちをたくさんご紹介していきます。


2012年4月6日(金) ― 12日(木) 
会期中無休 11時 ー 18時

秋田
味噌づくり (真木千秋)
今日は久しぶりにスタジオに行きました。
以前から予定していた味噌づくりの日です。
今年に入って72日間もインドに滞在してきたため、日程も一度変更しました。
それで今日は小雨決行!です。


味噌づくりは自己流でやってきましたが、今日は坂本さんに手ほどきを受けました。
あきる野に嫁入り以来三十年以上も薪で大豆を炊いて味噌づくりをしている人です。
私の母や、スタッフともども、楽しい一日でした。


と、言っても、私は今日は見ているだけ。
それでも、大豆の良い香りに、すっかり一緒に味噌づくりをしている気分になりました。


昨日から準備していた大豆を、染め場の大鍋で炊き、
炊いた大豆をつぶし、麹と塩を混ぜ、丸い玉にして、
それぞれの瓶に投げ込んで、できあがり。


すべての作業にコツがあります。
これは植物染料で染める時と同じで、自分で経験して工夫していくもののようです。

坂本さんによると、二年前にここ竹林で一緒に作った味噌でイベント用にけんちん汁を作ってみたところ、驚くほど美味しかったということです。自分の家のより美味しい、なんて言葉も。
それはここが築二百年ほどの古い家で、味噌を寝かす場所が寒くて良いにちがいない、これは環境ですね、と。

本当に古い農家はよくできています。
外で薪の火を焚き、縁側から豆を運んで、そのまま家に上がり、お掃除も縁側から掃き出せばいいので、とても簡単。
味噌づくりなどの作業が、とてもやりやすいのです。
戸口や母屋廊下にはムロがあって、できた味噌はそのムロで寝かします。
これで少し安心して春を迎えられます。
織り紐のエプロン ー 「ちくちくの春展」より
この春 竹の家には、新しくできたganga工房の針場から
続々と新しい布や衣、小物たちが届いています。
主役は「ちくちく」。
4月7日から始まる竹林shopでの展示会「ちくちくの春」でご紹介いたします。



織り紐エプロン 

Khadi + ヒマラヤ手紡ぎウール生地 ポケット
¥7,350(税込価格)

Khadi + 手織りシルクの刺し子生地 ポケット
¥8,190(税込価格)


手紡ぎ手織りの綿でつくったエプロンに
染織家 谷口隆さんと織った織り紐をつけました。
シルクやヒマラヤウールで織った布のはぎれで、ポケットをちくちく。
いくつもの手仕事を経て、一点一点ちがった表情のエプロンができました。

他にもいろいろなちくちくが揃います。
これからblogでご紹介していきたいと思います。


期間中、カフェではチャイとインド菓子をご用意いたします。
6日〜8日にはSamosa wala Timokeのおいしいサモサも!
桜も咲き始める頃 ぜひ竹林shopへお出かけください。

「ちくちくの春」
2012年4月6日(金)ー 12日(木)
会期中無休 11時 ー 18時


三木

座繰り糸
 きょうできあがったざぐりいと


Rakesh
ganga工房の女性たち
gangaの女の人は明るく、笑いと歌がたえません。

冬の寒い日々は、ひなたにマットを敷いて、
織り上がったストールのフリンジを作ったり
ちくちく刺繍をしたり、遊びまわるこども達を叱ったり・・・
そのように一日がはじまります。


できたてほやほやの小さな針場で、マスタジがタンクトップを縫い、
縫い終わるとすぐにひなたのマットでちくちく刺繍がされていきます。


お昼近くなると、近所の主婦たちがやってきます。
手にはたくさんのちくちくを抱えて。
彼女たちは家事や子育ての合間にちくちくしてくれます。
彼女たちにとって手仕事は日常です。
くつしただって編めるし、細い紐を織れる人もいます。
ひもはエプロンの肩ひもになりました。


そして、夕方になると
夕食の準備へそれぞれの家へ帰っていきます。



シンプルな生活だからこその豊かな時間のなかつくられたちくちくたちが
4月のちくちくの春展ではたくさん見ることができます。


gangaの女性達の日常を、ちくちくたちから感じとってもらえると思います。


今後、ブログでちくちくのアイテムをご紹介させて頂きます。


秋田
gangaのヨガ・ケープ
草木でグレーに染めたエリシルクとヒマラヤウールで織り上げたヨガ・ケープ。
エリシルクのやわらかさが、からだにしっかりとなじみます。
名前の通り、ヨガをする時にも着ていただけるケープです。



脇の紐を結ぶことで、動いても安心です。


また、着こなし次第でポンチョやショールに。
様々なスタイルでお楽しみ頂けます。

 ヨガ・ケープ
 size  約115cm×165cm
 price ¥35,700

夏はひんやり、冬はほっこりあたたかいエリシルクの風合いを
たっぷりサイズのヨガ・ケープでぜひお試し下さい。

図師

松屋銀座はじまりました
昨日より松屋銀座での展示会「草春のころ」がはじまりました。
初日、春らしいお天気に恵まれ、たくさんのお客様にお越しいただき
にぎやかな一日となりました。
ありがとうございます。

店内には色とりどりのストールを飾りました。
外はまだ肌寒い中ですが
やはり春らしい色を身に付けたくなる季節となりましたね。


店内奥には、gangaの小物をいろいろ....。

壁に飾っている「チビKINU格子マフラー」はアクセサリーのように
春先にお使いいただけます。
ピンク、黄色、紫(ラック染め)など一色添えて。




新作の細麻×タッサーギッチャ生地のベストと
ウネミックス細麻ストール
とてもさわやかに、日常に使いやすい一枚です。
   
                        
                                                         


毎日makiスタッフがお待ちしております。
3/27(火)まで。

春に都内でmaki布を見ていただく機会は松屋銀座のみとなっております。
ぜひ足をお運びください。

大村