Maki Textile Studio
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ストール新色入荷(グンディ空羽)
昨日、今日と梅雨の合間の晴れ。
湿気も無くとても気持ちの良い一日です。

以前にも紹介しましたグンディ空羽の新色が入荷しました。
梅雨の肌寒い日、日差しの強くなるこれからはもちろん、
一年中通してお使い頂けます。

小ぶりのストールで、端にグンディ(くるみボタン)
とループが付いているので、留めることで簡単にアレンジできます。
アクセサリー感覚でお使い頂けるストールです。

今回入荷は2色。
上の写真の紫系とこのグリーン系。
ログウッドで青紫色、茜で薄紅色、ザクロに藍を重ねて緑色。
そのグラデーションで経糸をつくりました。
透明感のある織りなので、暑い夏にも涼やかです。

ストール gundy空羽
価格  12,600円
サイズ 約28㎝×80㎝
素材  手紡ぎタッサーシルク×赤城節糸×柞蚕糸×座繰り絹


酒井
夏の綿服
竹の家に今年もやってきました、蚊。
これから秋口まで蚊とのたたかい続きます...。

夏に向けて竹林shopのお知らせです。
「カディ+マンガルギリ」展
昨年に続き、今年も。
そして今年は少し特別。
手紡ぎ手織りの綿布、kahdi
紡績糸を手織りした布、mangalgiri

khadiは手紡ぎのふっくらとした風合いがやはり魅力。
mangalgiriの布はkhadiより薄くて、より涼しい布。
どちらも同時にご紹介する夏の綿服展を予定しています。

今年も色とりどりの布でタンクトップ、ブラウス、パンツ、チュニック、ワンピースなど
揃います。



カディの服いろいろ


こちらは薄綿のマンガルギリ


「カディ+マンガルギリ」展
2013.7/5(金)〜11(木)
11:00〜18:00
cafeもopen
初夏のメニューは...お楽しみに!


真木テキスタイルスタジオ
DM送付ご希望の方はHPからお願い致します。

大村




マトカシルクの白い服
シルクは汗をかいても乾くのが早く、からだを冷やしません。
暑い時にはさらりとしていて、肌寒くなると暖かく感じます。

気温の変化のあるこの時期に、
素肌にやわらかくなじむマトカシルクの服をご紹介します。
 プルオーバー
 価格 ¥21,000
 素材 マトカシルク100%

襟元の柔らかい表情はマトカシルクならでは。
脇に長めのスリットが入っているので脱ぎ着にも困りません。
他のシルク素材との重ね着もおすすめです。


 パンツ ショートワイド
 価格 ¥16,800
 素材 マトカシルク100%

短めのパンツです。
腰のあたりに切りかえがあり、たっぷりとギャザーが入っているので、
一見、スカートにも見えます。
チュニックなど、少し長めの丈に合わせてどうぞ。


マトカシルクは、
綿にしてから紡ぐシルクなので、肌に優しくなじむシルクです。
肌の敏感な方にもおすすめしたい素材。
やわらかな白地もマトカシルクならでは。
ぜひお試し頂けたらと思います。

竹林shopや各地の展示会でご紹介しています。


図師
西表島より
 少し前から、西表島の紅露工房へ来ています。
東京も夏日が増えてきていますが、西表島は梅雨のまっただ中です。

今日は芭蕉を倒して糸にする仕事です。

芭蕉を倒す季節は冬なのですが、芭蕉の畑の手入れも兼ねて
少し倒させて頂きました。


苧剥ぎ(うーはぎ)
倒した芭蕉を外側からはいでいきます。
中側のきれいな部分を糸に使います。

 

苧挽き(うーびき)
芭蕉を灰汁で炊いた後、糸にする部分を
竹などで作った道具を使い、ひいていきます。

下の写真は外側の繊維をうーびきしたものです。
とても美しい輝きとしなやかさがあります。
手や道具によっても風合いが違うものができあがります。

 


これを乾燥させて、苧績み(うーうみ。繊維一本一本を繋げていく)します。
下は外側の繊維を太めに裂いてつなげた糸です。



外側も内側も、またうーびきやうーうみで出る
すべての芭蕉の繊維を生かすように作業が続きます。




紅露工房では、この糸にならない部分を活かして何かを作る研究中だそうです。
ヒルギと福木で染めて編んでいます。

この芭蕉の一連の工程やその姿勢に習い、ganga工房でもインドにある素材で
取り組んでいきたいと思います。


秋田


新作ストール紹介
 春、夏に細巾のきれいなストールが入荷しました。

手紡の糸の表情、手織り素材感が人気のBark(バーク)系のストール。
今までは秋冬用としてご紹介してきましたが、
今回はより薄く織ることで、春夏にも使えるようになりました。

色も透明感のある優しい色です。

Barkおりかえし織りストール

薄藍色
薄藍と福木の黄色。
重ねる事で、涼やかなグリーンがうまれました。
薄藍と薄グリーンの色が初夏にきれいなストールです。

茜色
茜とびわ、ざくろで染めました。
優しいピンクオレンジのお色でお顔うつりもきれいです。

ラック色
ラックと茜で染めた薄い赤紫色に、
薄藍のヨコ糸をところどころに織りこむことで、
上品で落ち着いた色になりました。
下に合わせる服で色々表情を見せてくれます。

いずれも
価格  31,500円
サイズ 約156㎝×30㎝
素材  タッサーシルク×座繰り絹×家蚕×タッサーカティア

竹林shopや各展示会でご紹介しています。

酒井

心地良い眠り
 毎日眠りにつく時につかう夜具。
体にまとう布はより気持ち良いものが心地良い眠りになるのでは...と思うのです。

makiでは以前から麻100%の手織り布でベットファブリックを作っておりますが、
最近新たな素材「エリ蚕チャダル(掛けぬの)」を敷布としてblogなどでご紹介しています。

こちら

そろそろ蒸し暑い夜を過ごす日々になる前に、
心地良い眠りにつくために...をご紹介したいと思います。


エリ蚕チャダルを敷布に、そして同素材で作る枕カバー。
上掛けには麻100%のモックレノ織り布を掛けて...。
寝ころぶと、何ともいえない手紡ぎ糸の気持ちよさでごろごろしたくなります。


ぷつぷつとした手紡ぎ糸で織る布目が肌に触れるとさらさらとして、
そしてふっくら暖かい。

もともとはインドの男性が伝統的なクルタを着て、纏うストールです。
男性が身に付けている姿はとても素敵。
日本ではなかなか...なので敷布として。
まさか敷布として日本で紹介しているとは想像もしていないと思いますが。



●エリ蚕チャダル
size    約120巾×220〜260cm
price  ¥16,800
※手紡ぎ手織り布の為、多少の厚みと長さの違いがございます。

●エリ蚕枕カバー
size&price
 M  35cm×55cm  ¥5,880
 L   42cm×60cm  ¥6,300

●麻モックレノベットファブリック
size  165cm×220cm / 165cm×260cm
price ¥35,700 / ¥38,850


エリ蚕のチャダルと枕カバーは竹林shopのみでの販売となっています。
もちろんお電話やメールでのお問い合わせでのご紹介もできます。

真木テキスタイルスタジオ 042-595-1534

大村


竹林shop アクセス
 電車+徒歩篇 
たとえば、東京駅からだと…

中央線快速・1時間弱→立川駅
立川駅(青梅線・15分)→拝島駅
拝島駅(五日市線・20分)→武蔵五日市駅(終点)。そこから徒歩十二分。

武蔵五日市駅・南口を出て大通り(檜原街道)を150mほど歩くと、権田トンネルの上にさしかかり、右手に階段が現れる。
その階段を下り、権田トンネルを抜け、秋川橋を渡り、右手に中嶋材木店、中村自動車を見つつ歩く。
あきる野ケアハウスまで来たら、その向かいに小さな看板がある。(下写真)
 繁みの小径を抜けると、そこが Maki Textile Studio。

駅前に交番、観光案内所あり。
タクシー常駐(ワンメーター)。
迷ったら遠慮なくお電話を。042-595-1534






マイカー篇 
こちらの地図を参考に、がんばってJR五日市線・武蔵五日市駅前まで来る。

高速利用の場合;
圏央道・日の出IC/あきる野ICより約10分
中央道・八王子ICより約30分
(東京方面から中央道利用の場合、八王子第2出口を出て、分岐の右側を進み、国道16号に出る)

駅前から、檜原街道を檜原方面(西)へ300m行くと東町の信号。
そこを右折して、下り道をぐるっと周り、権田トンネルをくぐる。
秋川橋を渡って、約500m左側が当スタジオ。

あきる野ケアハウスの向かい、繁みの入口に小さな看板あり(上写真)。
その繁みの中に駐車場あり。

カーナビを使用する際の電話番号は、042-595-1534

所在地:東京都あきる野市留原704
TEL:042-595-1534
初夏のストール
日に日に汗ばむ陽気が増えてきました。 
今日は夏に向けて目にも涼やかな、生成りで織ったストールのご紹介です。


細巾KINUストール

生絹そのままのたて糸に、生葉で染めた涼やかな水色を織りこんでいるので
透明感のある色合いのストールです。

たてに入っている綾織りが素材感となり、
やわらかくなっても使い心地の良い風合いとなります。


素材 :家蚕 座繰り絹 黄繭 タッサーシルク 柞蚕糸
価格 :¥23,100
サイズ:32×150cm



白の空羽ストール

たて糸をあけた空羽織なので、とても軽やか。
首にぐるりと巻いても暑苦しい印象がありません。

このストールはよくよく見ると
よこ糸に青や黄緑色の糸が混ざっています。


たて糸などに使って残ってしまった短い糸を繋いでいます。
生葉で染めた糸など、貴重で捨てられないものです。

色糸を使わず、苧麻をよこ糸にいれているものもあります。


素材 :黄繭 座繰り絹 (苧麻)
価格 :¥34,650
サイズ:50×180cm


細やかな糸使いを是非竹の家でご覧下さい。


秋田


新作のクッションカバー
緑が少しずつ濃くなってきました。
昨日は夏のような気温で、半袖で過ごされた方も多かったでしょうね。
竹の家のケヤキの木も、葉がすっかり大きく広がり、
日差しを心地よく遮ってくれています。

衣替えと共にお部屋の衣替えもしたくなる季節に、
届いたばかりのクッションカバーをご紹介します。


 クッションカバー テクスチャー 
 40×40    ¥7,770 (Grey) 
 45×45  ¥9,450 (white/Grey) ※写真手前
(素材 綿 × 手紡タッサーギッチャーシルク)

 座布団カバー テクスチャー
 56×59  ¥13,650 (white/Grey)※写真後ろ
(素材 綿 × 手紡タッサーギッチャーシルク)

 中綿(別売)
 40×40  ¥2,100 
 45×45  ¥2,100
 56×59  ¥3,150


 ピロークッション テクスチャー 
 25×50  ¥8,820 (Grey) 中綿入り
(素材 綿 × 手紡タッサーギッチャーシルク)

お昼寝枕や、ソファーや車の座席で腰当てにされても良いサイズです。


竹林shopや各地の展示会でご紹介しています。
サイズも様々です。
ご自宅のクッションサイズをご確認下さい。

図師

kaya (蚊帳)プロジェクト〈ファイナル〉
手の5月にて蚊帳を毎日けやきの木の下に吊るして、ご来訪の皆さんに自由に中でくつろいでいただきました。
お天気も良く、木漏れ日の蚊帳の中から、楽しそうな声や、ためいきが聞こえたり、しばらくごろんと寝転んだり、なにやら気持ちの良さそうな雰囲気が伝わってきました。
子供たちは楽しそうに中ではしゃいだり、楽器を奏でたり....。
本格的な蚊帳にはなりきれませんでしたが、糸のゆらぎが見えるような 透かし織り(空羽)の1枚の布があるだけで、なんだか暖かかったり、 安心するような感じがあって、蚊帳というよりも布でスペースを作る面白さを感じました。
風が吹いたり、木漏れ日があったり、肌寒い日にはあたたまったりと、外に吊して面白さもありました。雨の時は急いで取り外したりしましたが。 

店内には同じ織の布を天井から下げて、お部屋の中で空間を楽しめるような間仕切りとしてご紹介しました。 

今回は増満さん作の四輪車のチャイ屋も庭に出て、 蚊帳の他にも竹の家の庭に楽しい空間があったのでみなさんゆっくりと外で過ごされていました。
たくさんの方々から蚊帳プロジェクトのことで声をかけていただき、 ありがとうございました。

真木千秋より