makiの服は、まずそのほとんどをオリジナルの手織り生地から作っています。
手紡ぎした糸を染め、織り、洗い、裁断、縫製の流れ。
そして風合いを出すために「もむ」作業が入ることもあります。
糸と生地の風合いを活かすため、素材を感じてもらうため、長い時間着ていただきたいなどの想いもあり
出来上がった服はゆったりサイズが多いです。
小さめの方や身体にフィットした服を着慣れている方は、そのサイズ感に少々戸惑い、着こなせない
気持ちにも...。
確かにと思うのと同時に、まずは布に身を包んでいただきたいと思い試していただくことも度々。
そこで着こなしや布使いということをお伝えさせていただき、
なるほど〜と感じてくださる方とご縁が結ばれます。
インドのgangamaki工房でも今回ほとんど初めてのスタッフに服を着てもらいました。
着てみたい気持ち、恥ずかしい気持ち、でも身につけるとどんどん
みんなの表情が明るくそして豊かになっていくのがわかり、ワクワクさせてもらいました。
その一つのコーディネートをご紹介。
彼女は「スリスティ」。竹林cafe シェフrakeshの奥様。
とてもスリムで小さめサイズ。
普段はタイトなパンツスタイルの彼女がmaki服を見事に可愛く着こなしてくれています。
・パンツ ソフトショート 麻×タッサーシルク
・腰に巻いたストール 二重織りパストラル
・kotiチュニック グレー
・首に巻いたストール 二重ビーム
kotiチュニックの脇をちょっとつまむことで、斜めのラインが作られます。
プラス濃いめ藍色のストールを巻くことで引き締まって見えます。
色の効果ですね。
首から肩に巻いたストールも、コンパクトに巻くことで
目線が下にたまらず、服のゆったり感が薄れます。
それでも布のゆとり感がこの雰囲気を作ってくれるのです!
色、素材、スタイルの組み合わせはいくらでも可能。
その分深い...かもしれません。
お手持ちのmaki服に一枚ストールや他の服を合わせることで、新鮮になります。
眠っている、または同じコーディネートでつい着てしまうmaki服の合わせの楽しみぜひ
ご提案したいと思います。
開催中の松屋銀座、そして通常営業の竹林shopでお待ちしております。
松屋銀座 7階 遊びのギャラリー
「春の日」
開催中〜3/28(火)
10時ー20時
最終日17時 閉場となります。
真木テキスタイルスタジオ
大村