Maki Textile Studio
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新作 ふくふくかけ布

今日は雨の冷たい一日でした。

冬も本番・・・

あたたかなアイテムが手放せない季節がやってきましたね。

 

今日は、makiの冬の定番「かけ布」をご紹介します。

約85cm×135cmとショールよりもぐっと幅広で、

長さも短いかけ布は、便利に使えるように考えられたサイズ。

 

バイヤスに折りたたんで肩に掛けると

すっぽりと肩を覆えるショールに。

 

片側を長くして巻き込むととてもあたたか。

 

ヒマラヤウールで作ったフェルト紐を使えば

しっかりと巻けて、可愛らしい印象に。

 

そして・・・

腰にも巻けるという便利な一枚です!

 

新作のかけ布は草木の優しい色合いでカラフルに

織り上がりました。

 

広げると、グレーの濃淡に差し色が入り

巻き方などで、出て来る色を楽しめます。

 

 

かけ布 つづら織り ふくふくcolor

価格  22,000円+税

素材  手紡ぎヒマラヤウール×メリノウール

サイズ 約85cm×135cm

 

あたたかな布々で心地よい冬をお過ごしください。

 

真木テキスタイルスタジオ 酒井

 

 

ちくちくクッション

しとしと雨が続く週末。

秋の夜長、いかがお過ごしでしょうか。

ぐっと寒くなり暖かい布に包まれて過ごしたい季節となりました。

 

先日の30周年記念アイテムでご紹介した「ちくちくクッション」。

10年ほど前に少しだけ作った以来の限定30個。

集まった様子は、それはそれは可愛くて全部欲しくなってしまうほどでした。

今回お手元に届けられなかったお客様へもぜひご紹介したいと思い、引き続きganga工房で日々製作中です。

少し製作の様子をお届けです。

 

makiには年間通してたくさんのハギレが出ます。

とくに服を縫製する為にカットした布の残りを中心に、カラフルな色、素材感豊かな布などなど。

毎年1月はじめに竹林shopで「はぎれ市」という展示会で販売しておりますが、それでもまだまだ....。

それを利用して作ったいるのが「ちくちくシリーズ」です。

コースター、ポシェット、ショルダーバック、鍋つかみ、そしてクッション。

この布合わせ、色合わせがなかなか簡単なようでセンスも必要。とても大切な工程です。

組み合わせ次第で仕上がりも別物になります。

 

とくにクッションは少し大きなものなので、最新の注意を払いながら。

まずイメージを伝え、組み合わせをセットしてもらい、チェックして、組み換えたり、位置を変更したりと。

出来上がってしまうとなんということなく見えますが...。

 

 

組み合わせのイメージ

色々な色目を伝えてみます。(千秋さん画)

 

 

色分けしているハギレのまとまりから選び、組みわせる。

これはRakeshのお姉さんSaritaの仕事で感覚がとても大切な作業です。

長年の積み重ねでmakiらしさも伝わってきています。

 

 

組み合わせて、仮縫い。

ここから細かく位置や色目を変更したり、そのままオッケーだったり。

 

クッション裏の布はしっかりとしたタッサーカティア。

刺す糸色は大切なポイントなので、効き色を。

 

 

合わせてチクチクと刺して、裏にタッサーシルク布を合わせて、中綿を入れて出来上がり。

 

 

可愛いピンク系

 

 

 

見ているだけでにっこりしてしまいそうな可愛らしさ。

出来上がる色合いはその時々で違いますが、またそれが魅力。

長く作っているコースターも2枚と同じものはありません。

 

maki端裂のゆくえ...

いとおしい布布の新たな活躍の場というのでしょうか。

全てのものは見る角度や、場所、気持ち、環境によって違う景色を見せてくれます。

maki布もご縁あって手にしていただく方に、そんな存在でありたいなと

思う日々です。

 

来年から少しづつではありますがクッション、ご紹介させていただきます!

どこかで出会っていただけると嬉しいです。

 

真木テキスタイルスタジオ

大村

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒマラヤウールの白

こんにちは。

乾燥した空気と冷たい風…

秋も深まり、冬の気配も感じます。

 

 

秋は、紅葉と共に深い色や渋い色を。

冬は、雪のように明るい白を身に付けたくなります。

 

今日は秋冬に重宝している手紡ぎヒマラヤウールの白い布衣をご紹介いたします。

 

 

ふわっと軽く、暖かな空気を纏うような ふくふく。

ヒマラヤウールのフリースを織り込み、ぷつぷつと立体的な質感に。

なんともこのぷつぷつがユニークでコーディネートのアクセントになります。

 

かけ布 ぷつぷつ

価格 22,000円+税

素材 手紡ぎヒマラヤウール×メリノウール

 

 

緯糸を折り返すときに工夫して生まれたケープベスト。

穴に腕を通してベストにしたり、首に巻いたり、膝にかけたり…

シンプルな一枚布のため、小さくたたんで持ち運びするにもおすすめです。

 

ケープベスト ふくふく

価格 24,000円+税

素材 手紡ぎヒマラヤウール×メリノウール

 

 

無造作な衿元はふっくらとボリュームが出て暖かです。

ケープベストよりも衣らしく、カチッと着たい方に。

織りなのにニットのように伸縮性があり、とても着心地の良いベストです。

 

ベスト タック

価格 30,000円+税

素材 手紡ぎヒマラヤウール×メリノウール

 

 

ウエストは綾織とウール。裾は平織りとウール×リネン。

織りと素材の特性を生かし、さらにフェルトをかけることで生まれたカタチ。

暖をとる腰巻きとしてはもちろん、秋冬の素敵な着こなしに。

ありそうでなかった真っ白の台形腰巻き…お洒落です。

 

台形腰巻き

価格 30,000円+税

素材 手紡ぎヒマラヤウール×麻

 

 

手紡ぎヒマラヤウールの白をお楽しみください。

 

 

真木テキスタイルスタジオ

本田

ヒマラヤウールのフードコート

今年は暖かな日が続き、

秋の訪れも一歩一歩ゆっくりでした。

ここ数日はいいお天気ながら寒い日も多くなり、

ようやく秋が深くなってきたように思います。

 

紅葉の季節ですね。

 

 

 

今日は肌寒くなるこれからに着ていただきたい

ヒマラヤウールのフードコートをご紹介します。

 

ヒマラヤの麓で育つ羊の毛は

しっかりとした質感があり、毛質もワイルド。

そのため、保温性もあり、軽くてとても暖か。

 

たっぷりと布を使った襟元は、

外に開いても、内側に折り込んでも、

無造作にくしゅくしゅしても・・・

フードのようにも・・・

と色々な表情で着られるます。

 

上の写真はロングコート。

ひざ下まですっぽり覆う丈で存在感があります。

 

 

こちらはショートコート。

お尻が隠れる丈なので、カジュアルな印象です。

 

 

ロング丈は・・・2色

生成り×ライトグレーの切り替え

ライトグレー×ミディアムグレーの切り替え

⚫価格 65,000円+税

 

 

ショート丈は・・・4色

生成り×ライトグレーの切り替え

ライトグレー×ミディアムグレーの切り替え

ミディアムグレー一色

チャコール一色

⚫価格 58,000円+税

 

どちらも、手紡ぎヒマラヤウールと

やわらかなメリノウールを織り交ぜました。

手紡ぎならではの風合いのあるコートです。

是非ご覧ください。

 

真木テキスタイルスタジオ 酒井

 

 

冬へ向けて

年をかさね、織をかさね展も無事に終了し、

静かな竹の家に戻っています。

 

 

記念ストール、チクチククッション、アートピース、

ワークショップに布巻き会、お話会、ラケッシュのランチ、

timokeのサモサにtocoro cafe…

盛り沢山の一週間でした。

お越しいただきました皆様、ありがとうございました。

 

 

さて、ますます寒きなってきた今日この頃。

makiの布衣の出番も多くなってくる季節です。

ganga makiでは冬物のストールもまだまだ制作中です。

 

 

こちらは復刻されたコーズのブラック。

タテ糸が全てウールで柔らかく、ヨコ糸にはタッサーシルクもたっぷり。

巻きやすくて暖かい、冬にぴったりな一枚です。

 

 

こちらは織り出しサンプルですが、

シルクとウールの手紡ぎの混紡糸をメインに使ったマフラー。

カジュアルな雰囲気で、くるっと巻きやすく、

男性にもオススメな一枚になる予定です。

どちらも11月後半ごろから店頭や展示会でご紹介します。

 

竹林shopは通常営業しております。

秋の紅葉もこれから深まっていきそうです。

お散歩がてらに、お越しいただければ嬉しいです。

 

真木テキスタイルスタジオ

服部

 

 

 

展示会5日目...

文化を日を挟んで最高のお天気にめぐまれている展示会。

5日目を迎えています。

昨日はカード織り、今日は椅子張りワークショップもあり無事終えました。

ランチも4日目からタンドールとなっております。

 

あっつあつのチャパティにギーというインドのバターをのせて...

とろける一口が最高に美味しいです。

 

 

 

11/4(火)カード織りワークショップは好評により午前と午後の2回。

糸を選び、カードにセットするのに1時間半ほど。

 

それからわくわくと織りがはじまります。

仕組みが理解できるとご自宅でもいろいいろな糸で試していただけると思います。

 

 

11/5(水) 椅子張りワークショップ

10年ぶりの椅子張りでした...少し緊張しました。

タッカーというホチキスの大きなサイズのもので留めていく説明を。

 

だんだんと体も熱くなってきます。

 

みなさんしっかりとできあがりました!!

ワークショップもまたGWなどに企画したいと思います。

お楽しみに。

 

 

年をかさね織をかさね」展は11/8(金)まで。

Rakeshの美味しいランチ、tocoroさんの珈琲と焼き菓子、Timokeのサモサなど食もいろいろ。

そしてmakiの布も秋こっくりたっぷちそろえております。

期間中お天気つづきそうです、ぜひお出かけください。

 

 

真木テキスタイルスタジオ

大村

 

 

 

年をかさね 織りをかさね 展 初日

 

年をかさね、織りをかさね 展、初日を迎えました。

 

今回は、母屋二階に展示しておりますアート作品とshopの催しを

少しご紹介いたします。

 

二階の窓からの自然光…

時が止まったかのような静けさがあります。

 

 

Floating Sun

 

ずり出し絹糸

 

インド夜香木

インド木藍+インド夜香木

柘榴

紅花

 

 

CLOUD 彩雲

 

ずり出し絹糸

タッサーシルク

黄繭ずり出し

 

インド夜香木

マリーゴールド

蓼藍生葉

紅花

福木

ログウッド

 

 

千秋さんのスケッチ。

こちらには作品ごとに藍の産地が記されています。

 

 

母屋一階には、実際に作品に使用した糸の展示も。

鮮やかなカラーパレット。

 

30年の歳月を経て、また新たな展開へ。

 

母屋以外にも作品を展示しておりますので合わせてご覧ください。

 

 

竹林shopでは、初日と明日3日(日)スタッフによる“布使い布巻きminiショー”を開催。

両日とも在廊しております真木千秋によるものづくりのお話も交えて気軽にご参加いただけます。

 

写真は、ねじり帽子のかぶり方をご紹介中。

この帽子の木型を製作してくださった造形作家のマスミツケンタロウさん(偶然いらっしゃった)に当時のお話をお聞きしました。

 

より布使いを身近に感じていただける機会となりましたら幸いです。

 

記念ストールやちくちくクッションもまだ店頭でお手にとってお選びいただけます。

期間中、楽しんでいただけるよう秋冬の布衣も充実しております。

 

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

 

「年をかさね織をかさね」

11/2(土)〜8(金)

11:00〜17:30

 

○shop makiの秋布衣

 

○母屋1&2階 makiアートピース展示販売

 

○event

・田中ぱるば 映像紙芝居「30years in india」13:30ー(11/2.3は13:00-)

 

・mini布巻会                      11/2.3  13:00-  shopにて

 

・カード織りワークショップ 11/5(火) 11:30- 14:30-(受付終了)

 

・椅子貼りワークショップ    11/6(水) 11:30- (受付終了)

 

○lunch

Rakeshのランチ  毎日12:00-15:00 予約不要

11/2-4 マサラドーサ(インド風クレープ)

11/5-8  タンドールローティと野菜カレー

 

○ティモケのサモサ   11/3.8以外毎日 12:00-15:00

インドの香ばしいお手軽スナック。

 

○cafe

tocoro cafeのコーヒと焼き菓子  毎日12:00-17:00

 

 

真木テキスタイルスタジオ

本田

 

 

 

 

 

明日から「30周年展」はじまります!

今日は秋晴れのとても気持ちの良い一日になりました。

 

明日からの「年をかさね 織りをかさね 展」にむけて

準備の真っ最中です。

 

今回は30周年の記念イベントということもあり・・・

いろいろなお楽しみをご用意しました!

 

 

30個限定のちくちくクッション。

makiの今までの織り生地を使って作ったクッションは

どれも同じもそが無く見ているだけでもワクワクします。

 

 

各色30枚づつの記念ストール!

藍と蘇芳の力強い色は、秋にぴったりです。

デザインも色々なので、ゆっくりお選びください。

 

 

もちろん、秋冬の衣も充実。

 

 

入荷したばかりの新作アイテムも沢山加わり、

この秋一番の充実したご紹介になりました!

 

 

今回は使う用途に縛られず、

糸や色の力強さ、優しさ、はかなさ・・・

自然に近い風合いに魅せられながら、

真木が楽しみながら制作した「アートピース」が

竹の家のそこここに展示してあります。

メインは母屋の1、2階。

 

 

ランチは久しぶりのラケッシュランチ!

奥さんのスリスティと6か月の赤ちゃんラッシーも

インドから来てくれました。

日替わりでドーサやタンドールランチをお出しします。

 

3日、8日以外は samosa wala timokeのサモサや

母屋では、おなじみtocoro cafeも毎日出店です!

 

是非、ゆっくりとお楽しみください。

 

 

 

「年をかさね 織りをかさね」

2019年 11/2(土)〜11/8(金)

会期中無休     11:00〜17:30

 

真木テキスタイルスタジオ 酒井

 

 

 

 

 

Memorial showl つづら織

11月2日からの展示会「年をかさね、織をかさね」の準備も終盤です。

ラケッシュ一家も到着し、カフェの準備も進んでいます。

30年の記念となる展示会、ぜひ東京五日市までお越し下さい。

今日はこの展示会に合わせてつくりました、

「Memorial showl つづら織」をご紹介します。

 

 

これまで、折り返し織りと呼んできた技法ですが、

今回からつづら織りと名称も一新し(詳しくはこちらをご覧ください)

これまでにない、中央部分につづら織りが入ったデザインです。

 

 

「Memorial showl つづら織」青色を織ったのは、

最近、ganga makiに加入したユスフ。

実は彼、makiのデリー時代からの織師の一人。

デリー時代に折り返し織りストールを初めて織った職人でもあります。

今回は中央部分につづら織りが入るため、杼は3本。

通常より手間がかかります。やっぱりスペシャルな一本。

 

 

つづいて赤色を織ったのはタヒール。

彼もデリー時代からの織師で、オールマイティに織れる職人です。

青色より、デザインに自由度が増しても、平然と織り上げていきました。

 

「Memorial showl つづら織」

色やデザインを選ぶのも楽しい展開になっています。

使っている素材は、工房で手挽きされたずり出しの絹糸、

タッサーシルクギッチャやカティアなど、

インドの魅力が詰まった一枚です。

今回は特別記念価格で15,000円(税抜き価格)

ぜひこの機会にお手に取ってみて下さい。

 

真木テキスタイルスタジオ

服部