Maki Textile Studio
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コースター
 できたてほやほやのコースターです。
カディ展(4/29-5/5竹林)に並びます。

まきちあき




マルダシルクの繭
 長年糸になったマルダシルクを先染めして、
ストールに、そして服地にと織り続けてきましたが、
今年にはいって、ganga工房のディネーシュがマルダに行ったときに
繭も少し手に入れてきました。

美しい黄色で、小指の先ほどの大きさしかない小さな繭です。


虫が小さいので、一本の繊維が普通の繭よりも細いため、
芯のあるしなやかで力づよい糸になり、本来の繊維のゆらぎが糸に残りました。

はじめてのマルダシルクのずりだし糸をデュピオンシルクと一緒に織り込んでみました。







真木千秋より
gangaのレッグウォーマー
ganga工房のあるインド・デラドンもひと月前より日が短くなり
猛暑も過ぎ、秋が近づいているのを感じます。

昨日仕上がってきたのは、
手紡ぎヒマラヤウールで編んだレッグウォーマーです。


 

こちらは上にひもを通したデザイン。
しっかりとまるので、ずれ落ちたりしません。

手紡ぎのウールは機械のように均一に紡がれてはいないので
編み上がりも暖かみのある風合いです。



もうひとつは、ひし形に編み、耳を縫い合わせたデザインです。

ななめに縫い目が入り、生地をバイアスに使っています。
バイアスにのびるので脚によくフィットする出来上がりです。
長めなので足首はゆったりとかぶります。


色も数色展開の予定です。
また色が揃ってきましたら、ご紹介したいと思います。


秋田


gangaの新アイテム
今年の秋のgangaでは小物も充実しそうです。

バッグや帽子は新しい形や素材感で。
久々にくつ下類も作っています。

今週、試作を重ねていたので帽子と肩掛けバッグです。


バスケット織りでテクスチャーのある
おもしろい素材感の帽子です。

ふっくら、すっぽりと大きめのサイズで
いろいろな形にかぶれます。

今日はチャコールを織っています。


肩掛けバッグ。
昔、大麻や苧麻で作られ穀物などをいれるのに使われていた角袋。
そのかたちを応用して作りました。
ヒモも織り出し、一枚の布からできています。

綾織りで厚みがあり、可愛らしいテクスチャーです。


帽子もバッグも白、グレー、チャコールの3色です。


日に日に、秋のアイテムがそろってきています。


秋田


ganga便り
おととい、ganga工房へ到着しました。

雨期真っただ中のデラドンはムシムシしますが太陽が隠れていて
東京のほうが猛暑かもしれません。
今は秋の展示会に向けて制作が続けられています。


縫製なしで機の上でかたちをつくりだすケープベスト、
gangaの定番になってきましたが
今年はいろいろな素材でご紹介できそうです。


ヒモ付きのケープベスト。
手紡ぎと紡績のウールを使い、ふっくら織ることでやさしい風合いになりました。
重さもとっても軽いです。



サイズが大小あり、色もチャコール、グレー、ダークグレーとあります。
この生地は他に、服地やショールなどにも展開します。




こちらはタッサーナーシとヒマラヤウールを混紡した糸と
麻糸の2種類で織っています。

タッサーナーシとウールの風合いがマッチし、肌触りもよく
秋のはじめにぴったりの素材感と色になりました。



この秋の新しいアイテムは、まだまだたくさんあります。
徐々にご紹介していきたいと思います。




Maki Textile Studio
秋田

インドの刺し子
昨日できあがったもののひとつ。 

いろいろな布をはぎ合わせて刺し子をすると、なかなか真四角にできあがらないのが玉に瑕。
でも、このよれよれしたところがインドのカンタだな、と今日思いました。
膝の上で作っているからです。
カンタというのはインドの刺し子のこと。

ちょっと思いついて藍に染めてみました。
コースターも。
5月展に間に合うように明日持って帰ります。

kaya (蚊帳)プロジェクト (特別編/真木千秋)
4月21日 

スタジオ・ムンバイから今日、ビジョイ他2人の建築家と大工2人がganga工房にやってきました。
これから2日半、新工房の設計プランをみっちり打ち合わせです。
 
休憩の時、2階のテラスでシュミレーション中の蚊帳(仮縫い)を見てもらいました。 
これから四隅を縫い合わせる予定などを説明すると、
「この布は縫わないほうが美しいと思う、それに長さがまちまちなのが面白いし、 2枚重なっているところもそのままがいい」など、想像していないような発想でした。 
「美しいし、私もいくつかorderしたい」とまで ....

確かに、この布で何か空間を作るなら、なにもがっちりと縫い合わせてしまうことはなく、 私たちがいつも見つめている、糸のゆらぎや美しさ、糸に写る色を楽しめるもの、また布に囲まれて気持ちが良いもの、に仕上げるのがこの布の本来のあり方だ.....と。
私も「蚊帳」というものを作るということに少し囚われ過ぎてしまっていたことに反省。 
この布の中で楽しめるものをつくろう!と即座に思いました。

そこで仕様変更しようと思います。
本来の蚊帳のようにがっちりと縫い合わせない、 風が吹いても風が通り抜けるようなもの。糸を楽しめるもの。手織りだからこそでるゆらぎや風合いをできるだけ殺さない仕上げにしたいと思います。
蚊帳として成り立つかどうか?
もし成り立たなくても きっとまた違う何かが見えて来る。
そんな気がした夕方でした。


ビジョイ(右端)と、スタジオムンバイのスタッフ彰一くん(左端)。

針の山
4月20日 

やっと46個、針山が完成しました。あと54個です。


5月1日からの「手の5月」展に、松本の木工作家井藤昌志さんが針山用のオーバルボックス100個を持って来てくれます。
繊細でありながらとても頑丈なオーバルボックスは、ひとつひとつ手で曲げてつくられます。
そのオーバルボックスにmaki布の針山が収まり、店に並びます。 

こちらに来てすぐに針山づくりを始め、毎日一人、または二人で黙々と作っています。
まず、日本から運んできた布の中からの布選び。初めの数日は、いろいろな布で試しました。


作りやすいのは、布目のしっかりとつまったもの、そして少しひっぱることのできる布です。
外布はウールxシルクが主。外布が薄い場合は、二重仕立てで、内にはタッサーシルクを使っています。

中身もいろいろと試しましたが、ganga工房にちょうど良いわたがありました
カーディングするときに繊維が短いために糸にしにくいシルク+ヒマラヤウールのわたです。


布が決まると型紙に合わせて布を切り、まわりを縫い絞って中身を入れます。


中身の入れ方がいちばん難しいところです。
サンプルのオーバルボックスに何回も入れたり出したりして、ぴったり嵌まるように形を整えながら、 底になる部分の布を本体に縫い付けていきます。

そんな作業なので、一人1日がんばっても6,7個できるかできないかですが、 できあがるごとに眺めては、にやにやしています。
布によっても雰囲気が違うのでひとつ選ぶのは難しそう.......。
お楽しみに!

gangaミニマフラー
 今年の秋に向けて、ウールのマフラーや腰巻きなどが
どんどん出来上がっています。

今日は、今年の新しいミニマフラーをご紹介します。



綾のかご織りのミニマフラー
手紡ぎヒマラヤウール100%

写真はグレーのナチュラルウールと、チュロサで染めたオレンジ色を
重ねて巻いています。



機の上では、このような表情です。
洗うと表情がガラリと変わるので、織が実は難しいのです。
とってもゆるくよこ糸を打ち込むので、織師のセンスが必要です。

草木で染めてたくさんの色をたて、よこ同色で織ります。

なんど10色以上!

秋の竹の家はカラフルになりそうです。



秋田


kaya (蚊帳)プロジェクト (その11/真木千秋)
4月15日 

織りの最後です。
織上がりをすぐに機から上げて洗い、すぐに針場で蚊帳にするためのちょっとした縫製をします。 

実は数日前に、2つ作るはずの蚊帳を1つにすることに決めました。
2つ分の糸巻き作業をし始めた時に、はじめて日数を計算したところ、帰国までに間に合いそうにもないのです。
蚊帳に使っている細い絹糸の糸巻きが、いちばん手強く、時間がかかってしまいます。
そこで小さい方用に作っていた白の布と2つ目のグレーのものを合わせることにしました。
白の布をグレーに染め、先染めのグレーの布と合わせる。
どうにかこうにか布を無駄にせずできそうです。 そしてちょっと不足部分がでてしまったのでそこはポジャギのようにしよう ― 。 ということで白の小さい方は、今回は無しになりました。

織りの最後のところ

スソの縫製も終え、仮縫い。

仮縫いで予定の高さに張ってみる。

風が吹くとふわ〜っと舞い上がります。
本来日本では蚊帳は屋内のものなので、屋内であれば繊細なものでもOKですが、今回は外に吊るので、何か仕組みが必要そうです。 
このパーツを日本に持って帰って最後の仕組みを完成させる予定です。